迫るKONAMI Arcade Championship(KAC)決勝に際し 今回は音ゲーの中でも多機種に渡って活躍をし、4機種で決勝進出を果たしているほしケチ(HO4.KT-Y)と、トップクラスのスコアラーであり巨大なチームを束ねるカリスマでもあるY.S-Yに話を聞いてみた。決勝に向けた話以外にも非常にコアな内容の対談となった。
Y.S-Y
わいえすわい●元ポップントッププレイヤーであり、マルチプレイヤー。"YSチーム"を主宰し、その名は多くのプレイヤーに知れ渡っている。現役からは一歩退きつつあるが、依然として圧倒的な存在感を放ち続けている。Twitter:@ysy0128
1048(以下、1):musicgame extremers トップランカー決定戦特集、今回はjubeatを始め音ゲー多機種に渡って活躍するほしケチ@HO4.KT-Y (@HO4_KETI)、Y.S-Yさんへのインタビューということで、二人共よろしくお願いします!
ほしケチ(以下、H):宜しくお願いします。
Y.S-Y(以下、Y):宜しくお願いします。
■二人の音ゲー歴は?
1:二人は音ゲー多機種に渡るトッププレイヤーだと思うのですが、二人の音ゲー歴や、一番得意な機種を教えて下さい。
Y:では僕から。今はjubeatが一番得意ですね。段々回数は減っているんですが、それでも一番得意であるし、恐らくその様に知られていると思うので。
1:なるほどなるほど。YSさんといえばポップンでもかなり活躍されていたと記憶しているのですが。
Y:そうですね、最近はあまり積極的ではなくなってしまいましたが。昔は何かしらランキングというものには片っ端から食いついては、やり込んで居ました。
1:そこまでやりこむようになるキッカケというのは何かあるんですか?
Y:例えば、30位以内、次20位以内…と順々にスコアを詰めて順位を上げていくことそのものが、自分の中でのモチベーションというか、目標の1つに完全になっていたんですよね。
H:YSが出した中で特に凄かったのが、ポップンのIR(インターネットランキング)でクルパを出したのが衝撃的でしたね。
1:えっ?(やや引き気味に)それは一体…
Y:IRで指定された4曲のコースがあるんですが、4曲連続COOL Perfect(満点)を出したんですよ。IIDXでいうところのNORMALのようなイメージですが。四曲合計のGREAT数が1点になってから、さらに失点0にするまで詰めました(笑)
1:GREAT1でも1位なのに、さらにそこから詰める気になるのが尋常じゃないですね。生粋のガチスコアラーというか。
Y:まあ今までにそういうのを出した人がいなかったから、じゃあ、ここは俺がやってやろうっていう。笑
H:俺はそれを見て、こいつには勝てないと思いました当時。w
Y:スパランオプションを使っていたので、外れたら肘を使ったりするシーンがあるなど、どう降ってくるかわからなくて、プレッシャーにも負けて失点1を三回くらい出しましたね。最後の最後が3つ同時押しなんですけど、そこまで0だった時、押すのがもうめっちゃくちゃに緊張して。店内中に響き渡るほどバーン!って音が鳴ったと思います。でも、達成してよっしゃーっ!!って後ろ向いたら、誰もいないんですよ(笑
1、H:(笑)
Y:もうホント誰もいないんですよ。とりあえずもう手がめちゃくちゃ震えて、足も全然力入らず、腰が抜けて椅子にずっと座った状態で、何とかリザルトの写メを撮りました。それをネットに貼ったら速攻で広まって。でも写メ貼ったのに不正とかまで言われましたけど。w
H:もちろん僕は頑張りを見てたから知っていたんですけど、当時は筐体に何か不正プログラムでも入れたんじゃないかとかデマが流行したり。w
1:それっていつくらいの頃ですか?
Y:pop'n music 15 ADVENTUREの頃ですね。今19なので、大体3年近く前になりますね。当時はめちゃくちゃやりましたね。まだインターネットランキングとかって、やり直しが効くじゃないですか。期間内は揃うまで出来るという意味で。昔は凄くやる気があってか完全に限界に挑戦していましたね。
H:傍から見たらキチガイでしたよあれ。普通の感覚じゃ失点1から0に詰めようと思わない。
Y:それは、もうトータルスコアを伸ばそうとかそういう意味じゃなくて、400000点を出したいっていう意味で俺はやってましたね。
1:誰に勝つというよりも完全に自分の追究になっていますね。
Y:まあ、15作目まで満点記録が無かったんですよ。だから尚更というのはありました。色んな声がありましたけど。
1:それは偉業ですね、、。でもそこまでのポップンランカーから、シフトチェンジしてjubeatのシリーズ初期からトップになり牽引していましたね。
Y:確かに出た当時は全一で占めていました。でももう今はどんどん若い人が出てきていますね。
1:音ゲー自体はいつから触れているんですか?
Y:5鍵盤ビートマニアの一番初期からですね。やり込んだのは家庭用の2ndからですけど。もともと昔からゲーセンでメダルゲームをやってて、いつも通りメダルゲーをやりに行ったら、何やら面白そうなものがあるぞ、と気づいて。ただ当時1クレジット200円でしたのでゲーセンでは当時の自分には高かった。だからその当時ちょうど配布されていた地域振興券を使って家庭用を買い、がっつりとやりましたね。まだどんなゲームかわからないまま専用コントローラーまで買って。絶対面白いと確信的に。
1:そこから音ゲーの人生が始まったと。最初はビーマニだったんですね。IIDXでもEMPRESSの頃ライトで全国TOPのスコアを所持していたのはずっとやっていたからなんですね。
Y:EMPRESSは自分としては結構やり込みましたね。まあ、ノーツが少なければですが(笑)、スコアを狙うのは得意ですね。
ほしケチ@HO4.KT-Y
ほしけち●殆どの音ゲーがトップレベルという、音ゲー界きってのマルチプレイヤー。現在はリフレクビートをメインとしている。最近関西から関東に越し、東西にその名を轟かせ多数の実績を上げている。Twitter:@HO4_KETI
1:では、ほしケチさんの方の音ゲー歴を教えて下さい。
H:僕は、中学校の時に学校終わって皆でドラムマニアをやりにいってたんですよ。アレですよ、今世間で言うところのオトバ(AUTO BASS)厨でした。最初はAcross the nightmare、天体観測、あとはRightOnTimeとか。あれをオートバスでやっていたのが自分っすね笑
1:想像に難くないですね(笑
H:ハハハ(笑)典型的なオトバ厨で。というわけで最初にやりはじめたのはドラムでしたね。とりあえずハイスピードを速くして流すのが凄いと思い込んでいるタイプが自分。笑
Y:…典型的すぎじゃん。w 最初はホントに一般人だったわけだ。
H:仲間内でやってましたね~。
1:そこから今の様なコアプレイヤーになるまでにどんな転換点があったんですか?
H:もともと、ホームのゲーセンにめっちゃ上手い高校生がいたんですよ。この人やべえなと思って。である日を境に仲良くなって教えてもらうようになって。自分も徐々に上手くなってきて、その時にレベルの高いゲーセンを紹介してもらったんですよ。そこでは更にレベルの高いランカークラスの方がいて。それを目の当たりにした時、これくらい出来たら楽しいんだろうな~っていう思いが生まれて、やり込もうと思いました。
1:なるほど~。じゃあやっぱり、上の人を見たときに燃え上がったという。
H:そうですね、自分もこれくらい出来ればいいなあと。
1:最初はドラムからだったんですね。ほしケチさんは今や多機種のトッププレイヤーだと思うんですが、その経緯を教えてもらえますか?
H:かなりずーっとドラムしかやってなかったんですけど、ホームゲーセンを変えたときに他のゲームもいっぱいあって。もともと、やってた所が、ドラムしか無かったんですよ。で、次にやったの何だったっけな。多分ポップンなんですよ。いや、ギターだったかな?あまりはっきりはわからないんですけど(笑)
1:ともかくゲーセンを変わったときをキッカケに、色んなものに触り始めたと。
H:そうですね。ちょっとやってみたいな~と。既にその頃はドラムが15位くらいまで上っていて、判定の取り方というのは多少なりとも熟知していましたので、応用してやっていました。
1:判定を掴むのはどの音ゲーでも重要な技術ですしね。でもそれだけでここまでのトップクラスを両立、或いは伸ばしていくことができるものなんでしょうか?
H:やっぱり、何でしょう、例えば自分が判定取れなかったりするときに、何が悪いのか、自分が間違っている所を探すっていうところからですね。ドラムも叩き方ってのがあって、それを見つけるまで多少なりとも研究したり、上手い人に教えてもらったりとか。
1:コミュニケーションを取りつつも自分の欠点を研究して修正していくところが大事なんですね。
H:そうですね。基本的に自分が上手くなろうとする際は、自分の苦手曲を無くすっていうのがスタイルなんですよ。苦手だからといって避けるのではなく。逆に言うと、ドラムとか苦手な曲ってないんですけど、得意な曲っていうのもあまりないんですよ。満遍ない感じで。
1:オールラウンダー。
H:まあ、良く言えばそういう事になりますね。ひたすら苦手な曲を練習するのでそうなっていきます。
1:それを聞いていると、全部の音ゲーが上手いオールラウンダーになったというのも結局その延長線上にある気がする。苦手なものを無くしていった結果、すべてが上手くなる。
H:かもしれないですね~。(笑)
1:ドラムの次に上手くなった、ランカークラスになったのはどういう順番ですか?
H:次はギターですね。まだjubeatやリフレクビート(REFLEC BEAT)は存在していなかったのもあり。DDRも結構プレイしましたね。
1:DDRもやり込んでたんですか?
H:DDRもDP(ダブルプレイ)前作3位をとってますね。
1:そ、そうだったのか…
H:(お腹を触りつつ)この体型ですけど、頑張ったんですよ(笑)夢と希望を与えるというか(笑)
Y:与えたよね(笑)
1:すべてのプレイヤーに夢と希望を与えると(笑)しかし凄いな。
H:体重が重いと発狂は踏めないという既成概念をぶち壊したい思いで頑張ってみました(笑)
1:それ、載っけちゃていいですか?(笑)
H:いいですいいです、全然構いません(笑)ある種、ハンデ、とかを背負っているとか、ただ出来無いとか言っているのは、逃げだと思いますね。w
1:名言だと思います。
H:基本的に、ハンデあって、こう、できたら、それはそれで気持いいとかはあると思いますよ。ポップンのランカーでも、手の小さい人(※片手で同時押しが取れる範囲が狭い)がいるんですよ。それでもその人はスライドとかを駆使してやっていて、それを見るとやっぱり凄いと思いましたね。そんな逆境を越えてやっている人は憧れを覚えます。
1:それぞれ人によって、動作の工夫を如何にするかというのも大切な行為ですね。
H:出来無いからやらないんじゃなくて、出来無いからこそやろう、って。絶対そっちの方が格好良いんじゃないでしょうか。僕はそう思います。
1:そうですね。何事にも言えるような気がしてきます。
■トップランカー決定戦について
1:YSさんは前回の第二回トプランは、何に出場されていたんですか?
Y:えーっと、第一回はポップンでまあ決勝まで行った(3位)んですけど、ドラムマニアもエリア予選までは行きましたが、ただFunkysonicWorldで大失敗してしまい。で、第二回はポップンだけでしたね。第二回はエリアで敗退してしまいましたが。一発勝負には結構弱いんですよ、プレッシャーに。笑
1:第一回は横浜ブリッツで僕も一緒にいたけど、やっぱりあの時もかなり本番補正(緊張による)はあったんですか?
Y:うーん若干ですがありましたね、緊張しすぎてか、本当は店内対戦を選ばないといけないところを、全国対戦押しちゃったりして。
H:あったあった!ってあれお前だったのか!あれ超盛り上がった。笑
Y:あれはあれで盛り上がっちゃたね~。
1:ほしケチさん前回大会はポップンで出場していたんですか?
H:え~と、第二回は、ドラムで全国決勝まで進出していますね。第一回も二回もドラムで決勝まで残っていました。
1:えっ、そうだったの!?というか、第一回の時もいたんですね、
H:第一回は二位でしたね。
1:え、それは知らなかった!申し訳ない!!あの時一緒に居合わせていたとは。
H:いえいえとんでもない。冷えピタ貼って出てたのが自分ですね(笑)
1:そうだったのか~!第一回から既に実績があったんですね。
H:ちょうどあの頃がドラム伸び盛りで、スキルランキング上位に食い込んできた次期だったんですよ。その時がギターが30位台、ポップンもやり込み始めた位の頃です。
1:そうだったんですね~!
Y:ちょうどその頃ポップンミュージック13カーニバルで、僕がIRで全国TOPを初めて取った頃でもあります。
1:YSさんはもっとずっと昔からIRトップ層に居続けているイメージでした、それも意外です。
Y:ポップンは、jubeatやリフレクを除いたら、実は一番やっている歴が短い音ゲーなんですよ。ビーマニは5鍵盤初期の時代からやって、DDRも2ndからで、ドラムも初代から、ギターも2ndだったかな、からやっていたんですが、ポップンだけ6からだったんですよ(笑)でそれが何故かっていうと、当時ポップンをプレイしていたのが女性ばっかりだったんですよ。
1、H:へえ~
Y:なんとなく、だから女の人がやるゲームだと思っていたんですよね。自分の中では。だけど、5~6あたりになってきてからは、スーツ着た社会人男性がやってたりもするようになってきていたのを目にして。それで始めるようになったんですよ。
1:ポップンはたまたまですけど初めて触ったのが6だったので、それは知らなかった。
Y:6はある意味一番過激でしたね(笑)レッドハイパーとか相当鬼畜でした。
1:そこから始めて、第一回トプランの頃には完成されていたわけではなくまだ伸びている途中だった?
Y:うーんと、ポップンミュージック14 FEVER!の頃が一番ピークだったかな?その時、IRのコースは全コース一位だったんですよ。10コース。それとその次の作品の、pop'n music 15 ADVENTUREで最初に話したような満点記録を出していたので、その辺が、まあ、全盛期でしたね。そこから特に上がることもなく。
1:前回のトプラン時と今の力量で、何か違う所はありますか?
H:成長したこと…これはもうブッチ切りで言えるのは、大会の経験ですね。トプランも一回目から出ているのと、関西から東京に引っ越してからは店舗の大会がすごく多くて。大阪とかでは全くゲーセン主催の大会とかなかったのに。それに出るようになって、ランキング上位の人も結構出て対戦したり。
1:それはjubeatの大会ですか?
H:いや、リフレクですね。jubeatも大会によってはわざわざ大阪から埼玉まで行って大会に出てたりもしましたが。その様にして、大会慣れはかなりしていると思います。
1:それは大事ですね。本番のプレッシャーは途轍もない。
H:前回迄の二回のトプランは体調を崩していたのもあったりで、今回こそは自分のしたいプレイが出来るんじゃないかと。店舗大会でも、緊張というよりも、常に自分の自己ベスト記録を意識してやるようにしているんですよ最近。そういう考え方に切り替えたら、やっぱりプレッシャーよりも自分と戦っているというモードに入る事が出来、周りを見ないでいけるようになりました。
1:いくら自己ベストが高くても安定していなかったら負け、自己べ付近をコンスタントに出せる人のほうが勝つ場合が多い。ほしケチ君のその思考にたどり着いている事は非常に強みだと思います。
H:一番成長しているというのはそこなんじゃないかなと思います。多少の緊張は勿論しますけど、楽しみつつ自分のペースで。第一回トプランのエリア決勝の時なんか緊張してズタボロでしたからね。一曲目で8人中8位とかで(笑)。なんとか2、3曲目をフルコンで巻き返して1位になったりして良かったですけど。
Y:Funky Sonic World(LV93)のフルコンは盛り上がったでしょ!
H:そうですね、その時はもう吹っ切れとか開き直りとかを体験しました。今はきっと、最初からその勝負強さは発揮できるんじゃないかな、と。
1:8位のプレッシャーによる絶望から吹っ切れの大逆転まですべて経験済みというわけですね。
H:ハハハ、そうですね(笑)
1:jubeat予選で惜しくも時間差で落ちてしまったことが既にありますが、稼動期からトップとして牽引してきたYSさんとしてコメントを貰いたいんですが‥載せるかどうかは後で相談しましょう(笑)
Y:(笑)そうですね、今回のKAC予選を振り返って、まず言えるのは、まあ、早い者勝ちというルールでした。けど、これはこれで自分としてはまあ楽しめましたね。最初、それを見てハア?とはなりましたけど(笑)でもまあやるしか無いでしょうという、ということで。それで負けたらまあ悔いはない。という考えではいました。
1:なるほどそこは現状で割り切れていると。
Y:まあでも、その場では、あ゛~ってなったよね。
H:なったね~。
Y:うん、どうだろう、どうだろう、で結局全然ダメだった。8人通過の13番目で。順位的には、一位ではあるんだけど…時間なんですよね。
1:課題曲全曲エクセ(エクセレント=jubeatにおける満点。)っていう意味では確かに。「エクセゲー」と言われている事に関してはしょうがないと言えばしょうがないんでしょうか?トップ層はもうエクセがごく当たり前になってきている様に見えるのですが。
Y:もともとjubeatっていうのが(音ゲー)初心者でも楽しめるゲームってことで作られているので、なんとも言えないですが、上位層にとって物足りなさがあるのは、絶対あるかとは思います。
H:それは、ぶっちゃけた話判定が多少辛くなったほうが、よりやり込めますね。緑譜面(easy譜面)でも、満点を出すのは難しい、それこそIIDXの様に。の方が、楽しいと思うんですよね。エクセの価値というか。まあでも、今現状は昔と違ってjubeatでも発狂譜面がたくさん出てきてはいるので、今の判定でもエクセは難しいという譜面は結構出てきているので、それはそれで楽しめているのも間違い無いですけどね。
1:そういったものが今後増えていく、という可能性は往々にして有りそうですね。
H:そうですね。多分そうなると思いますよ俺は。ユーザーのレベルが上がるにつれて、ちゃんと難しい譜面を出してきてくれているから、上級者を救うこともしてくれているのかなあと思います。ね。
Y:ん~。俺はポップンみたいに、チャレンジモード、超チャレンジモードみたいな感じで、分けてくれると~…
H:あ、それはいいかも。
Y:うん。そうしたら初心者は初心者で、楽しめるし、上級者は上級者でスコアアタックできるから、もしかしたら良いかもしれない。
H:そういうのも良いかもしれない。言われてみたら。
1:そうね、初心者は判定辛くなったらきっとやらなくなるだろうし。
Y:そうそう。逆にね。光らないと光らない、出来無い、ということで終わってしまう可能性が高くなってしまう。
1:確かにIIDXでもGOLDで判定が甘くなってからやり始める人が、なんだかんだいって増えた。やっぱりそういうのって大事なんだなあとは実感しつつも、個人的にはもう1ランク辛い判定が欲しいなあとは思ったりすることもありますね。
Y:HAPPYSKYくらいの時ですか(笑)
1:そうね、そのくらいの時代のプレイヤーだからということも勿論あるんですけど。(笑)
Y:あの頃はAAAランク(IIDXで最上の点数評価)が凄かったですからね(笑)
H:違うね~今とは。
1:まあ、確かにそういう意味ではチャレンジと超チャレンジの様に分けるのは、良い案かもしれないですね。もしそうなったらエクセは取るのが非常に困難になりそうですね。
H:下手したら他のゲームよりも難しくなってしまう可能性すらありますね。手前から浮き上がるという面で、上から降ってくるよりも間隔を掴みづらくなりそう、という意味で。
Y:そうだね、見てもどうなってるのかわからない、っていうのが多いんですよjubeatには。悪く言えばそれがjubeatであって、良く言えばそれがわかれば伸びるんですよjubeatって。で、その理解度を自分でみることで、あ、上達してるなって。比較的そういう上達感は感じやすいとは思うんですよね他の音ゲーと比べて。ランダム性も無いので、やり込んでいるうちに、ここはこうなんだ、ってなっていきやすい。
1:そこがjubeatの醍醐味でもあると。
Y:そうですね。やって、研究して、伸びて、まあ達成感を感じて、またやろうみたいな、最終的にはエクセに到達する。そこがjubeatの面白い所ですね。
1:ちなみに、叩き方、運指っていうのは皆が皆それぞれに研究しているものなんですか?譜面にランダムがないってことは、譜面を叩く上での最適解みたいなものってあるんでしょうか?
H:皆結構違いますね。似てる、っていう人はいます。
Y:大体指押しの人、ゴリ押しの人の二種類で似てくる感じなんですけど、その二種類で全然違いますね。
1:ちなみに二人はどっち派なんですか?
H:若干指押しかな~。
Y:俺は、今と昔で結構違ってきていますね、自分の中で思っているだけですけど。昔は本当もう、バルタン星人みたいな(笑)。超北斗だったんですよ。ただ最近は結構指でなめらかに押す感じになってます。指押しの人のプレイを見て、凄い綺麗だなって自分は憧れるので。
1:プレイを見せてもらった時、二人共めちゃくちゃ動きが安定していて綺麗だと思いました。流れが綺麗だったから、そんなにゴリ押ししているようには、一見しただけでは見えなかった。
Y:ゴリ押しは比較的ダイナミックで格好良く見えるかもしれないですね(笑)やり込んでいくと、次がどの辺に来るかというのは大体分かってて手が勝手にそっちの方にいくんですよ。それがないと、必死な感じの動作になってしまいますが、それがなくなると段々動作が滑らかな感じになっていくんですよ。
1:動作の繋ぎ部分が洗練されて差が生まれてくるんですね。
Y:上手い人のプレイは後ろから見ていても大体分かるんですよ。譜面を見なくてもプレイしている人の動きを見て、この人は上手いとか。
1:jubeatの様なボックス型の筐体は後ろから見たら初心者もランカーもわからないと思っていた…。
H:jubeatは全然わかりますね腕とか指の動きとか。たまに、ランカーでも何やらすごい動きしている人はいるんですけど、でも大抵はわかりますね。あ、この人上手いみたいな。ある程度知っている曲なら、腕の動きだけで押せてるな、とか分かってしまう。
Y:ある程度ですけどね。ポップンやIIDX等は、プレイ画面を直接見れるのでわかりやすい。
1:プレイ画面が他人に可視化されていないjubeatでもわかるのか、それは知らなかった。あ、リフレクは?
H:あ~、、、わかんないっすね(笑)正直わからん。画面覗き込むしかない(笑)とりあえずレベルが200に到達することで使用できるようになるクリムゾンフレームというフレームを使うと、画面の周りが赤色になるので、まあ上手い、少なくともやり込みプレイヤーだというアピールは出来ますけどね(笑)意外に結構いるんですよ、全国に1000人以上はいると思われます。
1:えっ!リフレクももうそんなにやり込んでる人がいるんだ、
H:稼動一作目にしてかなり人がついてると思いますよ。意外に古参の音ゲープレイヤーが始めていたり。判定が結構辛いのと、瞬間的には北斗で出来る事が大きいのかな。レベル1でもMAXを出している人は100人もいなかったり。結構スコアラーにはもってこいのゲームかなあとは思いますよ。まあ、次回作から判定甘くなってしまいますけどね…
1:えっ、そうなの?3トップというものになるのは聞いていますけど。
H:そうですね。判定も甘くなってしまうんですよ。jubeatと同じフレームになるとかのようです。
1:なるほど。とりあえずプレイを見せてもらった限りだと最難レベルの曲でも、JUST以外が50ノーツ程度だったと思うんですが、判定甘くなってしまったら、
H:その新作のロケテストに行ってやってきたんですが、一発でMAXに近いスコアが出ましたね。エクセゲーにかなり近づいたかとは思います、恐らくレベル10迄の内8まではMAXスコアで埋まってしまうような気がしています。個人的には今の判定のほうが、一番簡単な譜面でもMAXに価値があるくらいなので、良いような気もしています。99%の得点と出して嬉しい、というのがなくなるのは、ちょっと残念な面もあります。
1:ほしケチさんが今回予選を通過し、決勝に進出した機種を教えて下さい。
H:jubeat、リフレク、ドラム、ポップンですね。4機種です。
1:4機種も通過しているプレイヤーって他にいるんですか?
H:多分、僕だけですね、次点でDOLCE.君が3機種で通過しているはず。
1:ものすごいオールラウンダーだ…。ちなみに、4つの内、一番予選通過が厳しかったのは?
H:まさかのドラムですね(笑)苦手な曲が3曲2曲も来てしまって。どうしようもなくて、これは絶対落ちると思っていたんですけど、幸いなことに曲がめちゃくちゃ好きだったので、粘着してなんとか通過しました。最も苦手だったKAISER PHOENIXという曲は、たったの10日間でなんと630回もやりましたから(笑)
1:!?10日でそれは凄い!!
H:勿論途中で捨ててやり直す事も多々あるので実際はそこまで時間かかっているわけでもないんですが。一日平均で60回。苦手曲だからこそ燃えたという部分があります。自分のポリシーに従って。
1:ある意味、ドMですね(笑)決勝ラウンドに関しては仮に自選曲する事があった場合、どのような戦略で戦おうと思いますか?(言える範囲で)
H:戦う相手によって、決勝は変えていこうかとは思いますね。リフレクに関しては、勝ちたいという気持ちが強いです。ドラマニに関しては逆の発想で、楽しみたいというのが一番上にあって。でもリフレクだけはどうしても勝ちたいので。相手の苦手曲を攻める…かなあ、と。そのつもりです。
1:4機種のうち最も力を入れたいのはズバリどれ?
H:(即答で)リフレクっすね。でも、ドラムも勝ちたいんですよね。楽しみたいというのは本音ですけど勝ちたいというのはもちろんあります。まあ、関西代表として出場しているので、ドラムに関しては知り合いが多いというのも大きいと思っています。
1:Jubeatに関しては?
H:エクセゲーと言われがちですが、本番でもエクセ祭になるかというとそれはないと思います。中にはトップクラスが10回やって1度もエクセが出ないくらいの曲もザラにありますから。きっと課題曲に関してはそういった選曲がされると思います。だから、皆が思っているよりも魅力ある大会になると思っています。
1:実際に知らない知らないプレイヤーからしてみると、トッププレイヤーならエクセが安定しているんじゃないかとか考えがちな所がもしかしたらある気がするのですが、決してそんな事はないと。
H:譜面の内容に関してはかなり難しくなってきています。もし仮にジャスト判定が3フレーム(60分の3秒)になったら、下手したらIIDXよりもスコアが取りづらくなるかもしれないくらいの譜面が存在しているので。だから、結構既存の判定でも面白い事にはなるはずだと思っています。
1:なるほど。見所は十二分に存在しているのがわかります。今日二人のエクストリームなプレイを見てもそう思います。これは見るべきだと。jubeatはプレイヤーの人口も多く注目度は高いと思いますが。
H:ギャラリーとしてはIIDXを見てるのが一番すげえ!ってなりますけどね(笑)自分がトップレベルに出来ないゲームというのもあるかもしれないですけど、発狂とか。いちばん人を見てて面白いなあ、と個人的には思います。
Y:凄く光っているのを見てると、見てるこっちが気持ちよくなりますからね(笑)露骨にグラフに出ているから、すげえってなる。(笑)
H:ある程度やっている人間だからこそそのヤバさがわかってしまうものがあります。
1:まあどの音ゲーも極まったら本当顔をしかめたくなる位やばいと思いますけどね。二人のポップンも正直顔が歪んだし。
H:リフレクは比較的シュールな構図になるかと思いますけどね笑
1:どういう風に見せるか、伝えるかというのは大事だよね。リフレクの場合は、手元の需要とかあるのだろうか…。
H:例えば、リフレクでBroken(最難関曲の1つ。)をフルコンボしたとして、ウォーってなる人少なそうな気がする(笑)
Y:俺は絶対なるけどね。
H:でもそれってやっている人だけじゃない?それは。知らない人から見たら凄いかどうかが伝えづらそう、リフレクは。少なくともBrokenのフルコンの難しさはリフレクをやっている人にしか伝わらないはず(笑)
1:jubeatは極まると動作に明らかな違いが出ると先程聞いた通りだと思いますがリフレクはもしかしたらわからないかもしれないと。落ちてくる(跳ね返り)はランダムなんですよね?
H:そうです、完全にランダムですね。うーむ、リフレクの見所というのは、もしかしたらやっている人にしか分からないかも、消極的かもしれないけど。IIDXとかは分からなくてもすげえって思える部分が多いと思いますが、リフレクは、正直どうなんだろう?かなりハードルが高いかもしれない。w
1:リフレクビートのトップ層のプレイを生で見たのは自分も今日のほしケチさんが初めてだったんだけど、やっぱり手つきは相当カオスな事になっていたのは確認できましたけどね。
H:でも、もし手元動画とか映らなかったら…シュールに終わる(笑)まあでも人口は多いので、できるだけ多くのユーザーを盛り上げられるように頑張りたいとは思っています。
1:そうですね。さっきのプレイを見ればきっと十分に盛り上がるかと思います!
1:そろそろ次の質問に。決勝が差し迫っておりますが、今まで音ゲーで一番苦しかったシーンを教えてもらえますか?
H:僕はドラムで、Rock to Infinityという曲のフルコンを狙っていた時ですね。曲が好きで、どうしてもフルコンしたくてしたくて、物凄い時間ぶっ続けでゲーセンに居たことがありましたね。それはもう詳細な時間は載せられないくらい(笑)結果的に繋ぐことができたんですけど、途中緊張して1ミスした時の絶望感が非常に苦しかったですね。
1:サイトの名前がEXTREMERSとなので、イッちゃてるという意味ではその粘着時間は非常にコンセプトに即していると個人的には思いますけどね(笑)
H:それ以外で言える範囲では、なんだろうな~。YS君のポップンIRに対する姿勢に関しても打ちひしがれたものがありましたね。4曲完全満点の話になっちゃうんですけど。自分の限界と相手のスタイルの徹底力の違いというか。見習わなくちゃいけないんだろうけど、コイツまでは出来ないな、と思ってしまったというか。
1:決定的にわからされてしまったと。
Y:でも今思うと俺自身あり得ない。何してんの俺?と思うほどに頭がイッちゃってましたね。あれは廃人の鏡というか。極まっていた。自分自身が振り返ってそう思っているし、第三者にはもっとそう思われているんだろうと。
H:やっぱり、上を見た時に、「勝てない」と絶望させられる時は総じて苦しいものですよね。もちろん負けたくないから頑張りはするんですけど。最終的には勝てなかったので。僕がポップンのIRで2位になった事があるんですけど、その時YSは6連続でIR1位を取っていて。その時3位の人とは大幅に差をつけて、かなりギリギリまで1位との差を縮めたんですけど。それでも結局YSに勝てなかったんですよね。
1:二人の凌ぎ合い、凄まじいですね。ちなみに二人に聞きたかった事で、名前の末尾に「Y」を付けていますが、いつからそういった一緒のマーク、YSさんが発信し始めた、「Y」を付けるというある種チームというものをやっているんですか?
H:僕がYSと知り合ったのは第一回トプランだったんですけど、その時話したのを僕だけ覚えていてYSは覚えていてくれなかった、最近知ったんですけど(笑)つけ始めたのは、いつだっけな。
Y:とりあえずチーム自体は、随分前からあって、最初はチーム全体で15~6人でした。はじめは全部地元の人間で。もうそれから10年近くが経ちますね。
1:もうそんなに経っているんですね、長い。
Y:時代が流れると、チームも変わってきますよね。在り方と言うか。
~~~『YSチーム』についての話でしばし盛り上がる~~~
1:いやはや。チームに関してはまたチームについてはじっくり特集として聞きたいです。
Y、H:そうですね。時間が足りない(笑)
1:さて、時間も押してきてしまったので、質問を進めたいと思います。トプランに際して、今現在意識しているプレイヤーというのは居ますか?
H:完全にDOLCEさんですね。
1:おおっ!?なるほど?
H:リフレクでも、、、取られたくないっすね、ハイ(笑)完全に周りは知らないかもしれないですけど、完全にリフレクの優勝候補としてはもうDOLCEさんが挙がりますので。ただ東北エリアには現状で全国2位の人が関東から出るので、エリア予選でぶつかり合います。でもそれでも、分からないですね正直。DOLCEさん本当に上手いんで。めちゃくちゃに。その東北で出場する子も完全にDOLCEさんを意識しているんですよ。
1:まさか多機種のトップからDOLCE君の名前が挙がるとは思っていなかった、そうなのか…
H:いやあ、完全に優勝候補っすね。
1:それは、多機種に渡ってトップレベルで活躍するマルチプレイヤーとしての競合も、DOLCEさんい意識が向いている要因として考えていいんでしょうか?
H:ありますね~それは(笑)それはIIDXではかなり尊敬していますけど、このゲーム(リフレク)では譲らない、という意気込みです。
1:多機種ランカーとしての意地も。
H:そうですね、それもあるかもしれません!
1:YSさんも色々幅が広いですが、どうでしょうか?
Y:まあ、隣にいるこの人でしょうね(笑)
H:(笑)
Y:やはり、同じオールラウンダーとして、同じチームとして。ね。
H:僕も、ポップンをやっている時は完全にYS意識でしたしね(笑)
1:そういう意味では二人は本当にいい間柄ですよね。
Y:モチベーションをお互い上げつつ、って感じですよね。
H:ポップンIRの時は俺モチベ下がってたけどなあ~。
Y:リフレクだって結局、稼動したての頃はうちらで1位2位をずーっと争っていたりしましたからね。
H:もう同じ点数で止まったりとか、一週間で1位と2位が10回位入れ替わったりとかもありましたよ俺ら。もはや因縁(笑)
1:完全に昨今の音ゲーの機種が稼動したら二人が最初牽引するような体系になっている感が(笑)jubeatとリフレクは。
H:jubeatは結構最初出遅れたんですけどね。始めたキッカケがYSのプレイで、bass2bassをやっているのを見て、この曲マジ熱い!ってことになってやらせてもらって。死にそうになったんですけど途中で変わってもらったりして。その出来事がキッカケになりましたね。
1:なるほど~。
1:今までに出た話と若干被るところがあるとは思いますが、プレイしている時に気をつけていることや自分としてのポリシー、上達のために心がけていることとかはありますか?多機種をバランスよく上達するには単機種よりも別の意識が必要だったりするのか、とか。
H:う~ん、上手くなるために心掛けていることは、あります。やっぱり上を目指すと、やっぱりどこか躓くと思うんですよ。絶対と言っていいほどに。でもやっぱり、目標を重ねて上手くなっているわけじゃないですか。その時には、自分の過去を振り返ってみる。昔はこんなに下手だったのに、今はこんなにも出来るようになっているんだ、上達しているな、っていうのを一回振り返ってみて、先をもう一度見てみると。
1:過去の自分に対して、褒めてあげるというか。
H:そうですね。まあ、やる気にもなれるし、昔はそういうことができなくて頑張って一歩壁を乗り越えたと。サクサク進んでいてもやっぱり躓いちゃうし。その時にモチベーションを下げないように頑張る方法ですね。
1:モチベーションの維持というのは本当に大事ですね。
H:初心に帰るのは、いいことです。
1:やり込んでいくうちに、いつしかつい直感的になってしまって、最初の頃どういう気持ちだったかとか、意外に忘れてしまいますよね。
H:そうですね、忘れてしまいますね。あとは、自分としてのポリシーは純粋に音ゲーを楽しむこと。楽しまないといけないと思います。まあ1つの曲に粘着する時など、ストイックになる時はまあありますけど、やっぱり楽しむことですね。
1:プレッシャーをかけ過ぎるとどうしても楽しめない瞬間は生まれてしまうのもありますね。
H:割り切りは大事だと思います。やる時はやる、楽しむ時は楽しむ。一人の時はストイックにやって、皆で遊ぶときは楽しむとか。
1:音ゲーを通してのコミュケーションを行う時間もそういったバランスを保つためにはとても大切ですね。
H:そうですね。やっぱりガッツリやりたいときはどうしても一人になりたい時もありますけど、皆で楽しむときはそういうスコア詰めはせずに、純粋にゲームをゲームとして楽しむ。割り切ることによりモチベ維持ができる。
Y:俺もほぼ、ほしケチが言ったことと一緒ですね。まあどっちかといったら楽しんでいる方なんですが、例えばスコアでも目標を設定してそれに到達することができれば達成感は味わうことができて、それ自体が楽しみの1つだとも思うし。まあそれは、人それぞれだと思うので、まずは自分に合った楽しみ方を見つける、ということが結局第一段階ですね。
昔は自分も完全にスコアとかを気にして、目標を達成させてというその事が自分の中では一番楽しかったと思っている感じだったんですけど、最近はまあ、友達と店内対戦するだけで十分楽しいと思えてますね。今はそういったエンジョイの仕方が一番になっています。
1:自分の姿勢とか、モチベーション維持の方法も、時代によって若干の変化はあると。歴が長ければその分、そういう事も発生してくるんですね。自分もすごく分かる話です。
Y:昔と比べて、一人でゲーセンに行くということがあまり無くなってきましたね。誰かに誘われないとあまり行かなくなったんですよ。一人で行ってもそんなにやらないです。実力維持程度で。
1:何かYSさんは現役のガチ勢、というよりかは一歩引いて全体を俯瞰するようなイメージ、ほしケチさんは今をときめくエネルギー勢というか。何かそういう印象があります。
H:そうですね、昔は完全にYSが引っ張っていた部分はありますからね。知名度的にも。
1:大きなチームを束ねていたという誰も音ゲーではやっていなかったことも、誰もやっていない事をやっていたという意味で価値のある行為だと思います。
1:参加している機種に関して、こんなものがあればいいなあとか、何か要望はありますか?
H:コンテンツを増やして欲しいですね。ポップンのネット対戦が出たときは物凄い衝撃でした。ああいう大きなコンテンツを追加投入してくれたらいいなあと思います。今までに無かったもの、ポップンのオジャマだって、色んな議論はありましたけど、ああいうのをもっと積極的に増やして欲しいです。失敗してもイベントなり何なりは保守と対極にあって欲しい。
Y:うーん、プレイヤーに向けてなってしまうかもしれませんが、1つだけにこだわらず色んなゲームをやって欲しいなというのはありますね。そういう意味では、今行われているLincle Link(多機種連動イベント)はいいと思います。そういうのをどんどんやって欲しい。新鮮な感じがする。
H:あれは良かったね、解禁条件は酷かったけど(笑)趣旨としては凄く良いと思います。条件とか緩和して欲しいですけどね。
1:では最後に。差し迫ったトプランに対して、意気込みやギャラリーへのメッセージをお願いします。
H:そうだな、とりあえず僕自身楽しむ時は楽しむという自分のスタイルなので、まあ見てくれている人が、やっているのが楽しそうだな、と思ってもらえるようにプレイ出来たら、僕の中では勝ち負けよりも嬉しいと思っています。だから、ストイックな時はストイックにやりますけど、音ゲーって、楽しそうだなと思ってもらえれば良いと思います。リフレクはガチでいきますけどね(笑)ドラムは楽しみます。
1:jubeatとポップンは?
H:全力を尽くしますとしか言い様がないですよ!(笑)
1:わかりました。ありがとうございます!
YSさんはどうでしょう、というのは野暮でしょうか。
Y:まあ、俺はもうこういうスタイルになってしまった以上は・・・・・w
一同:(笑)
Y:まあ、頑張ってくださいとしか言えないですね(笑)後は任せた!みたいな(笑)俺は俺で、凄くく色んな思い出も作れた事を経験しているので、さっき言ったように、各々自分なりの楽しみ方を見つけてもらって、音ゲーを楽しんでもらえれば、いいなっていう気持ちですね。また何かの形で大きな大会があれば、参加していこうとは思っています。
1:YSさんが出ることによって、単純に盛り上がるっていうのはかなりあると思います。
Y:実際、今回自分が二次予選落ちたことでもかなり盛り上がってましたからね(笑)
H:(笑)
1:Twitterでも凄いRTされていましたね、ニュースとして。
Y:良くも悪くもそれは今回で実感しましたね、だからやっぱりこれからも何らかの形で盛り上げていこうとは思います、参加だけでも、していかないとなとは思いましたね!(笑)
H:次回作も一緒に頑張ろう!(笑)
1:それでは、今回はありがとうございました。
Y、H:ありがとうございました。